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養育費について

■養育費とは
養育費とは、子どもが健やかに成長するために必要な費用のことを言います。主な中身は、衣食住に伴って必要となる生活費や、教育費、医療費といったものが含まれます。離婚をすると、子どもがいる場合、子どもを監護する親とそうでない親とに分かれるかと思います。
子どもを監護しない親であっても、親である以上、当然に養育費を支払う義務があります。そのため、子どもを監護する親は、子どもを監護していない親に対して、養育費を請求することができます。

 

●養育費決定にあたって考えるべきこと
まずは、養育費はいつまで払ってもらうことができるのかという点を考えましょう。養育費は、子どもの監護・教育にとって必要となる費用ですので、子どもが社会的・経済的に自立するまでの間、払ってもらうことができるとされています。分かりやすい例では、成人するまでを1つの区切りとすることができます。また、4年制大学に通ったり、病気や障害等によって成人して以降も自立が難しかったりする場合には、成人を超えた年齢を区切りとすることもできます。
養育費は、期間以外にも、金額や支払いの時期・方法、具体的な振込先といったものについても、決める必要があります。例えば、支払いは一括で行うのか、それとも月額で支払うのか、といったことです。また、ただ口約束で取り決めを行っても、なんの拘束力もありませんので、書面に残し、公正証書にしておくことが大切です。もし相手が約束を破ってきた場合、公正証書化されていれば、強制執行の手続きを利用することができます。

 

●養育費の金額の相場
養育費は、裁判官による研究報告として、おおよその相場が分かる算定表が作られています。この養育費算定表を参考にすると、だいたいいくら程度を相手に請求できるのかが分かります。算定表は、子どもの人数や年齢、親の収入といった指標をもとに作られ、細かなパターンに分類されています。ご自身の該当箇所を見つけて、参考にしてみてください。

 

●離婚に関するご相談は当事務所まで
三ヶ尻法律事務所では、相続や離婚問題に注力をして、港区、目黒区、北区、世田谷区を中心に東京・埼玉の皆様から幅広くご相談を承っております。ご相談者のお話を丁寧にお伺いし、最適な解決策をご提案いたします。養育費は、子どもの成長にとって非常に重要なものであり、子どもには、これを支払ってもらえる権利があります。具体的な取り決めの内容や、相手との話し合いに関して、ご不安な点がございましたら、当事務所までどうぞお気軽にご相談ください。

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三ヶ尻 一郎みかじり いちろう / 第二東京弁護士会

経験豊富な弁護士をお探しならお任せください。

私は平成18年に弁護士登録をして以降、相続や離婚問題をはじめとした様々な法律相談に携わり、経験を積んできました。
「志は高く!腰は低く!費用はできるだけ安く!」をモットーに、少しでも早く皆様の不安を解消できるよう努めております。
どうぞお気軽にご相談ください。

経歴
  • 昭和44年、愛知県生まれ(その後、すぐに東京)。
  • 東京学芸大学附属高校、早稲田大学法学部卒業。
  • アメリカ・ワシントンD.Cにあるジョージタウン大学外交学部(School of Foreign Service)に1年間留学。
  • 大学卒業後、大手外資系留学予備校(プリンストンレビューオブジャパン、現アゴスジャパン)等で英語講師(MBA志望者等に対してTOEFL、GMAT等を指導)。
  • 平成16年11月司法試験合格、司法研修所(第59期)を経て平成18年10月より弁護士登録。
  • 平成26年12月、山王日枝神社敷地内に三ヶ尻法律事務所を開設。
  • 平成28年7月、業務拡大のため港区元赤坂に事務所を移転。

事務所概要

Office Overview

名称 三ヶ尻法律事務所
代表者 三ヶ尻 一郎(みかじり いちろう)
所在地 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-6-2 安全ビル21階2103
連絡先 TEL:03-6721-1182 / FAX:03-6721-1183
対応時間 平日9:00~22:00(事前予約で時間外も対応可能です)
定休日 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能です)
アクセス 東京メトロ銀座線 「赤坂見附」駅徒歩4分
東京メトロ丸ノ内線 「赤坂見附」駅徒歩4分
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