離婚

■離婚をするには
現在では、3組に1組ほどの割合の夫婦が離婚していると言われています。離婚をする場合においては、「協議離婚」という夫婦間での話し合いによる方法が最も多いとされています。
離婚には、協議離婚に限らず、「調停離婚」や「裁判離婚」という方法もあり、それぞれの手続きには特徴があります。

●調停離婚とは
調停離婚は、夫婦間での話し合いに折り合いがつかない場合に行われる方法です。日本の法制度上、まず裁判を起こすのではなく、調停を行うこととされています。調停委員という夫婦間の仲介役を務めてくれる人が、家庭裁判所により選出され、夫婦それぞれから話を聞き、まとめていくという流れで調停は進んでいきます。調停の内容にお互いが合意すれば、その内容が調停調書に記載され、離婚が成立するということです。

●裁判離婚とは
裁判離婚は、調停が不成立に終わった場合に、家庭裁判所に提起することで行われます。裁判離婚で離婚が認められるためには、民法上の離婚事由に該当することが必要となります。具体的には、①相手の不貞行為②相手からの悪意の遺棄③相手の生死が3年以上明らかでない④相手が強度の精神病で回復の見込みがない⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由に該当すると認められることが必要です。

●離婚に関するご相談は当事務所まで
三ヶ尻法律事務所では、港区、目黒区、北区、世田谷区を中心に東京・埼玉の皆様からご相談を承っております。
ご相談者のお話を伺いながら、最善のご提案をさせていただきます。お困りの際には、当事務所までお気軽にお問い合わせください。