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不動産売買取引トラブル

不動産は個人にとって資産となる重要な財産です。そのため、不動産に関する法律トラブルが発生してしまうと、その重要性ゆえに当事者間での利害関係の調整が難しくなります。中でも、不動産売買のトラブルは、不動産の紛争の中で代表的なものの一つです。
そこで、本記事では不動産売買トラブルとその予防についてご紹介します。

 

不動産売買トラブルは、売買契約をおこなった相手方との間で生じるトラブルと不動産売買を仲介してくれる不動産業者との間で生じるトラブルの2種類があります。

 

不動産業者との間で生じやすいトラブルの例としては、不動産仲介料に関するものです。不動産会社の中には、仲介手数料を不当に高く見積もるところもあります。また、仲介手数料は一切取りません等謳い文句がありながら、他の料金名目で実質的に仲介手数料を取ろうと企む不動産会社もあります。そのため、契約を締結する前に、仲介手数料の算定方法や、料金の内訳の説明を十分におこなってもらった上で相当な手数料であるかを判断することが重要です。

 

売買契約の相手方とのトラブルとしては、相手方の説明していた不動産と実際の不動産が質的に異なっている場合というのが挙げられます。例えば、建物を購入した場合、何ら不良箇所のない建物を購入したと思っていたのに、実際に利用してみると、雨漏りがあったり、ひび割れがあったりというケースです。このような場合、買主は民法上、契約不適合責任という責任追求を相手方に対して行うことができます。そして、建物の修補・契約の解除・損害賠償請求などを行うことができます。しかし、責任追求にも時間や労力がかかり、弁護士などの専門家に依頼することも少なくなく、その場合には費用もかかります。
そのため、契約前に、建物に契約と異なるところがないか入念に確認することが重要です。

 

逆に売主としては、建物や家具が不良な状態にある場合、契約をする前にそれを買主に示し、了承を取った上で売却するという手続きをとることが責任追求を行なわれない有効な方法です。

 

三ヶ尻法律事務所は、港区・目黒区・北区・世田谷区を中心に東京・埼玉における、相続・離婚・不動産・法人分野に特化して法律相談のご依頼を承っております。これらの分野でお悩みを抱えていらっしゃる方は、お気軽に当事務所までご相談ください。親身に対応いたします。

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三ヶ尻 一郎みかじり いちろう / 第二東京弁護士会

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私は平成18年に弁護士登録をして以降、相続や離婚問題をはじめとした様々な法律相談に携わり、経験を積んできました。
「志は高く!腰は低く!費用はできるだけ安く!」をモットーに、少しでも早く皆様の不安を解消できるよう努めております。
どうぞお気軽にご相談ください。

経歴
  • 昭和44年、愛知県生まれ(その後、すぐに東京)。
  • 東京学芸大学附属高校、早稲田大学法学部卒業。
  • アメリカ・ワシントンD.Cにあるジョージタウン大学外交学部(School of Foreign Service)に1年間留学。
  • 大学卒業後、大手外資系留学予備校(プリンストンレビューオブジャパン、現アゴスジャパン)等で英語講師(MBA志望者等に対してTOEFL、GMAT等を指導)。
  • 平成16年11月司法試験合格、司法研修所(第59期)を経て平成18年10月より弁護士登録。
  • 平成26年12月、山王日枝神社敷地内に三ヶ尻法律事務所を開設。
  • 平成28年7月、業務拡大のため港区元赤坂に事務所を移転。

事務所概要

Office Overview

名称 三ヶ尻法律事務所
代表者 三ヶ尻 一郎(みかじり いちろう)
所在地 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-6-2 安全ビル21階2103
連絡先 TEL:03-6721-1182 / FAX:03-6721-1183
対応時間 平日9:00~22:00(事前予約で時間外も対応可能です)
定休日 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能です)
アクセス 東京メトロ銀座線 「赤坂見附」駅徒歩4分
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